スタートアップ

気づきによって成長を加速させるメンタリング

 

https://www.sho-case.net/

 

株式会社SHOーCASE 髙村 勇介様

株式会社SHOーCASE
SHOーCASEは、QRコード経由で施工現場の入退場記録をスマートフォンで管理できるシステム「SHO-CASE」の開発・運用を通じ、建設の世界に変革を起こすことを目指す企業様です。

 

 

メンタリングを通じた課題の可視化で事業成長を加速

ユニコーンファームのサービスを導入された経緯をお聞かせいただけますか?

きっかけは、ユニコーンファームが運営するスタートアップ経営塾です。2021年2月にあるビジネスコンテストに参加したのですが、参加にあたり、勉強会のメンバーの方々にピッチを見ていただいたおかげもあり、3位の奨励賞をいただくことができました。その後、田所さんからワークショップのご提案をいただき、最終的に2021年の年末頃に導入を決めました。

 

 

ワークショップ導入前も、定期的にメンタリングを利用させていただき、ピッチの磨き込みを含めさまざまな相談ができていたのも大きかったですね。清田さんは年齢が近く、お話ししやすいこともあり、直近の事例などを基にしたアドバイスをいただき、田所さんからはビジネス全般についてのアドバイスをいただきました。

 

 

ユニコーンファーム のメンタリングのどのような点に価値を感じていただけていますか?

事業の成長・磨き込みを目的としてワークショップを導入させていただいたのですが、まず1時間のメンタリングが受けられるというのはとても大きなポイントです。スポットのメンタリングでは時間が15分と限られているため、質問も多くて2問程度しかできませんでした。

また、スポットのメンタリングでも田所さんは核心をついたご意見をくださるので、いい意味で打たれ強くなり、耐性ができていた部分はあると思うのですが、時間が1時間になったことで、その時間を最大限活用できるよう、より我々側の準備が大切だと気づくことができました。

メンタリングによって事業に変化はありましたか?

サービス導入当時は、経営理念の作り込み、顧客像、SHO-CASEとしてビジネス全体のステップアップが必要と感じていた時期でした。

ビジネスコンテストで入賞できたものの、事業の成長をあまり感じられていなかったのですが、メンタリングの場で田所さんが「全体のサプライチェーンを見て考えた方がいいですよ」と図式化しながらアドバイスくださったんです。自分では漠然としか捉えられていなかった点を可視化してくださったことは、ありがたかったです。

 

メンタリングを本格的に開始したタイミングで資金調達も開始していたのですが、田所さんにいただいたアドバイスを参考に投資家と会話をしていくと、会話の内容にも変化を感じることができました。

 

SHO-CASEが目指す「これから」

最後に、SHO-CASE様の今後の展望をお聞かせいただけますか?

 

 

 

私自身は元々、新卒から5年間、乃村工藝社という会社で商業施設・店舗の改装や、イベント・展示会の現場監督をしていました。現場では、万が一に備え、職人さんに保険の加入有無や緊急連絡先を用紙に書いてもらってたのですが、その用紙を整理するために残業したりと、管理がとても大変だったのです。正直、起業のために退職したわけではなかったのですが、振り返ったときに、現場のために何かいいものをつくりたいという思いがあることに気づきました。そこから、プログラミングを勉強し、色々な人脈を築いていく中で、SHO-CASEを立ち上げることになりました。

 

職人さんの労働環境を変えていきたいという思いがスタートではありますが、いざ事業を始めてみると、現場の労働環境だけではなく、前段階である設計や発注など業界全体のバリューチェーンに課題があると気づきました。まずは足元の課題を一つ一つ解決していき、最終的には今までの慣習を取り払い、建設業界で破壊的変革を起こしていくというのが、今のSHO-CASEのミッションです。

 

 

 

ユニコーンファームでは新規事業を支援をしています。
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